学会誌『環境共生』特集企画

企画名:特集企画「ウェルビーイングとネイチャーポジティブ」
発行予定:42巻2号(2026年9月)

※詳細はこちらをご覧ください。

1.企画の背景
2030年ネイチャーポジティブをめざし「生物多様性国家戦略2023-2030」が推進されており、「第6次環境基本計画」では、「ウェルビーイング/高い生活の質」を支える自然資本の維持・回復・充実の観点や、政策展開においてネイチャーポジティブの重要性が強調されている。また、「グリーンインフラ推進戦略2023」(国土交通省)ではネイチャーポジティブ、カーボンニュートラル、SDGsやウェルビーイング等新たな社会像の実現に向けたグリーンインフラへの期待が示されている。このような政策動向に加え、企業においても、ウェルビーイングやネイチャーポジティブに対する取り組みが進んでいることを踏まえ、ウェルビーイングとネイチャーポジティブの実現に向けた学術的検討が課題となっている。

2.企画の目的
本企画では、日本環境共生学会の定款第1条にある「人類の営みと環境との調和・共生」という理念に基づき、ウェルビーイングとネイチャーポジティブの相互作用を含め、理念・体系化、実証・実践事例、政策提言など多様な観点からの研究に関する知見を『環境共生』読者に提供することを目的とする。

3.企画の内容
「ウェルビーイングとネイチャーポジティブ」について、上記企画の目的に即した論文を下記のとおり募集する。

  • 招待論文:第一人者による「ウェルビーイングとネイチャーポジティブ」に関する論文
  • 総説(査読無し):「ウェルビーイングとネイチャーポジティブ」に関する既存研究のレビューと今後の展望(締切2026年6月30日)
  • 査読論文(原著論文、研究ノート、論説・報告):「ウェルビーイングとネイチャーポジティブ」に関するオリジナルな研究論文(特典付き査読論文)の投稿を歓迎する。

4.その他

  • 査読論文の投稿については、学会誌『環境共生』の投稿規程を順守する。